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梅雨の頃〜秋にかけて、餌をとるためまたは越冬のために家の中に入ってくると言われています。本来の住みかは野外で、夜行性であり、昼間は石の下や草むら・落ち葉下などに潜んでいますが、夜間はかなり広範囲に活動します。 |
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日本にはゲジThereuonema tuberculataとオオゲジThereuopoda cluniferaの2種が分布していますが、家屋内で見つかるほとんどの種が前者のゲジです。 |
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成体に成熟するまでに3年を要し、寿命は3〜4年です。ゲジは自ら脚を切る「自切」で敵から身を守ります。そのためつかまえようとすると脚がすぐとれてしまいます。切れた脚はしばらく動いているため、この動く脚に敵が気をとられている隙に逃げるのです。切れた足は次の脱皮で再生します。 |
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積極的に人を咬むようなことはありません。掴んだりすると咬む可能性はありますが、人体に影響のあるような毒はないとされています。しかしながらゲジに付着している雑菌などが傷口から入ることは想定されます。 |
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外観が気持ち悪いことから、不快害虫とされていますが、本来は家屋内のゴキブリなどを捕食してくれる益虫です。 |
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