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ネズミをはじめ、たたみのダニ、ゴキブリ、ハチなどの他に種々様々な衛生害虫があります。吸血するイエダニ、チカイエカなどのカ、ヌカカ;痛み痒みを起こすドクガ;不潔な所から病原菌を運んでくるハエ類;アレルゲンとなって喘息を引き起こすユスリカ;不快なヤスデ、ゲジ;くさいカメムシなどです。これらは習性も様々で、それに応じて効果的な方法で駆除します。
またコウモリ、ヘビ、モグラなど有害となる生物の防除も承っておりますのでお問い合わせください。 |
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■ ネズミの防除例(クマネズミの防除) |
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- 事前調査
ネズミの生息・潜伏箇所、餌場、周辺の状況などを喫食調査・目視調査・ マーキング調査などによって把握します。
- 防除開始
粘着板などを要所に設置して捕獲します。
状況によって忌避剤や誘引剤を組み合わせて防除作業を行います。
- 維持管理
定期的な点検、調査トラップによる監視(モニタリング調査)や近寄らせないための忌避剤散布、防鼠工事、定期的な防除作業などを行います。
※この例は防除の一例であり、作業内容・防除にかかる日数・費用は状況によって変わります。
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捕獲されたクマネズミと
ハツカネズミ |
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■ ゴキブリの防除例(チャバネゴキブリの防除) |
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- 事前調査
ゴキブリの生息・潜伏箇所、餌場また、周辺の状況などを把握します。
薬剤を散布できるかどうか、適した防除の方法、使用する薬剤、器具 などを選定します。
- 防除開始
エアゾール、粉剤、液剤、ベイト剤(毒餌)、発生源の清掃による除去など の方法を単体あるいは組み合わせて、要所でのみ防除作業を行います。
- 維持管理
必要に応じて定期的な点検、調査トラップによる監視(モニタリング調査)や定期的な防除作業を行います。
※この例は防除の一例であり、作業内容・防除にかかる日数・費用は状況によって変わります。
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チャバネゴキブリ
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■ハチの防除例(スズメバチの巣の除去) |
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ハチ特に スズメバチ は毎年 死者 が十数人出るように 大変危険 な虫です。 巣を見つけたら、ご自身で駆除しようとせず、 まずはご相談 ください。
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キイロスズメバチ |
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- 事前調査
日中の明るいうちにハチの巣のある現地にお伺いし、状況を確認します。
- 巣の除去
ハチは夜になると巣に戻る習性がありますので、防除は暗くなってから行います 。
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タカラダニの防除
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近年、春先~初夏にかけて、赤い小さな虫が壁や塀の周りにうろ ついているという一般のお客様からの問い合わせを多数受けておりま す。この正体こそ「タカラダニ」なのです。タカラダニは一般住宅だけでなく、各製造工場様の現場でも侵入害虫として、今やメジャ一な害虫の一つとなっています。このタカラダニが大発生する前に、防除を行い、生息数を抑制すること、建物に侵入しないよう対策をとることが現在主流の対策となっています。 |
カベアナタカラダニ |
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■タカラダニとは?
一般的には「タカラダニ」と呼ばれているこのダニは、都市部などに出現する多くの種はカベアナタカラダニ Balaustium murorum (Hermann, 1804)であることが示唆されています。以前はハマベアナタカラダニとされた時もありましたが、幼虫の発見によりまったく別種であることがわかりました。この種の特徴として、日本では北海道から沖縄まで全域に分布。体長約 1mm。 体は鮮紅色~赤色で、関東地方では地域差はありますが3月中旬から6月にかけて幼虫・成虫が工場建物の屋上や住宅のベランダ、ブロック塀など比較的ざらざらしたコンクリート表面を歩き回るのが観察されます。この理由として、ざらざらしたコンクリート面には餌となるイネ科植物をはじめとした花粉が多く滞留し、また、他に餌になる虫の破片なども多く見られることから、餌の確保が容易であるためという可能性が考えられています。
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■問題点
たくさんいるので不快に感じます。またつぶすと、赤い染みとなるので嫌がられます。体液にアレルギー反応を起こす方もいらっしゃるようです。また工場ではドアや壁の隙間から侵入するばかりでなく、空調ダクトや機器に直接つながる排気筒から直接製造区画に侵入することがあり、混入事故も起こっています。ごく小さな隙間から屋内に侵入しますので侵入阻止が非常に難しいのが実際のところです。 |
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■事前調査を重視しています
ご依頼後、弊社担当者が現地までお伺いして被害や現場の状況などを調査します。その際、できるだけ具体的な内容を教えていただいています。状況によっては薬に頼らず、また費用をかけずとも解決できるケースがありますので、事前の調査は大切です。 |
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■効果的な方法を選定します
タカラダニの発生しやすい箇所は共通している部分が多いものです。 発生源に対する処理を行う場合、経験豊富なスタッフが、安全性の高い薬剤を用いて、薬剤処理を行います。弊社ではどれだけ広範囲に亘っても十分な処理を行うために動力噴霧機を常備しておりますので、製造工場様のような広い敷地でも対応可能であり、これまで多くの実績を有しています。 |
動力噴霧器による薬剤散布 |
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隙間処理によるタカラダニの侵入ルート遮断には、シリコンコーキングによる処理が最も有効な対策と言えます。しかしながらこの工程 は、虫が侵入するような隙間を一切見逃さない職人の技が必要であり、 弊社はこれに対応するため、「防虫コーキング」の社内認定資格をもつ者のみが、この作業を行うように品質管理を行っております。既存の建物でもコーキングがずれてしまっている、抜け落ちてしまっている箇所など、現在の建物の不具合を点検しながら作業をさせていただいております。 |
窓のコーキング |
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コウモリの防除 |
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近年、コウモリが家の中に住み着いて困っているというお話をよく聞くようになりました。弊社では正しい知識と技術によって、住んでいるコウモリを追い出し、二度と定着することがないような施工を行っています。 |
アブラコウモリ |
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■コウモリとは?
一般的に人家周辺で「コウモリ」と呼ばれているのは、アブラコウモリ(またの名をイエコウモリ)Pipistrellus abramus (Temminck, 1840)であることが多いです。アブラコウモリはシベリア東部からベトナム,台湾,日本に分布しています。日本では本州,四国,九州,対馬,屋久島,種子島,口之島,奄美大島,沖縄島,慶留間島,宮古島,伊良部島から知られていましたが、近年、北海道でも発見されたという報告があります。体色は黒褐色〜暗灰褐色で、体長4〜6cm程度(前腕長30〜37mm,頭胴長41〜60mm,尾長29〜45mm)、体重5〜10gです。夕方〜夜間に活発に活動し、飛翔している昆虫類を捕食します。昼間の隠れ家は家屋などで、数頭から、多いものになると100頭の個体が集団(コロニー)をつくります。小都市や大都市近郊でも多く見られますが、逆に山間部とか家屋がない森林内には生息しません。初夏に1〜3仔を出産、約30日で親とほぼ同じ大きさになり、飛翔するようになります。4月〜10月に活動、11月〜3月は冬眠して越冬します。寿命はメスで5年、オスで3年です。 |
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■問題点
人家の屋根裏・軒下・屋根瓦の下・戸袋・換気口・高層ビルの非常口裏、高架下、橋の下、倉庫内などの日の当たらない場所を好み、1〜2cm程度の隙間があると、そこから侵入して巣をつくります。コウモリが住み着くことで、鳴き声や羽音などの音がしたり、糞や尿で家などが汚されたりすることがあります。問題視されることが多いのが、大量の糞です。悪臭はもとより、衛生的にもよくありません。
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■コウモリは駆除することはできません
「鳥獣保護管理法」という法律をご存じでしょうか?許可なく野生鳥獣を捕獲・殺傷することはこの法律によって禁止されています。弊社では「追い出し」「定着阻止」「忌避」により、コウモリが人とうまく住み分けられるような施工を行っています。
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■事前調査を重視しています
ご依頼後、弊社担当者が現地までお伺いして被害や現場の状況などを調査します。その際、できるだけ
具体的な内容を教えていただいています。状況によっては費用をかけずとも解決できるケースがあります
ので、事前の調査は大切です。
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■効果的な方法を選定します
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追い出し施工 |
「追い出し」 |
冬はコウモリが動かないため、「追い出し」は行い
ません。4月〜10月の活動時期に薬剤を用いて巣か
ら追い出します。薬剤は適材適所で選定いたします。 |
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「定着阻止」 |
定着阻止のために穴埋め施工をします。方法は場所により、ケースバイケースとなります。 |
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「忌避」 |
忌避剤を用い、コウモリが再び同じ場所に巣をつくらないようにします。ご要望に応じて消臭作業も行います。 |
消臭施工 |
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