毛虫でお困りの方に・・・
 
 
   
樹木の害虫として嫌がられているものの代表種はアメリカシロヒトリとチャドクガです。
せっかくの庭木を丸坊主にしてしまうばかりか、チャドクガは毒をもっているため、刺さされるとひりひりとした痛みや痒みが生じてしまいます。
   
 
アメリカシロヒトリ
   
特に好む樹木として、サクラ、ポプラ、プラタナス、ヤナギ、クワ、ニセアカシア、カエデ類等でその他に記録された寄生植物だけでも約360種ぐらいが知られています。
   
年2回〜3回発生します。幼虫は5齢に達するまで葉一面に糸を吐いて葉をつづり、集団生活をしながら葉脈を残して食害します。このため、食害をうけた箇所は白っぽく見えることが多いです。6齢からは分散して食害し、6月中旬〜下旬、終齢(7齢)に達します。幼虫期間は約35日で食害は終齢時がピークとなります。 2世代目の成虫は7〜8月、幼虫は8〜9月遅いものは10月頃でも見られます。この時期のものは前回よりも発生数も多く、被害をうけた樹に再び発生する場合もあり、丸ぼうずにされる等の被害もこの時期の方が多くなります。
 

チャドクガ
   
庭木として植えることの多いツバキ科の植物、サザンカやツバキなどを食害します。
   
幼虫は成育の全期間を通じて集団で生活し、成長すると体長が25mmほどになります。幼虫は5月のゴールデンウイークのころに孵化します。この時の幼虫を見逃すと6〜7月ころに成虫が羽化して、また産卵し、8〜9月に2回目の幼虫が大発生します。人を刺すのは目立って長い毛ではなく、からだ中に50万本もある微細な毒針毛です。 毒針毛は幼虫の脱皮殻にも長い間残りますので、冬に樹を剪定しても刺されることがあります。チャドクガに刺されるといつまでも激しいかゆみが残り、それが2〜3週間も続きます。成虫もこの毒針毛を持っています。
   
この毛虫に刺されたとわかったときは、その場所にセロハンテープを貼って毒針毛を取り、そのあと流水で洗い流すのがよく、手でこすったり掻いたりしてはいけません。
   
 
 
 
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