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アザミウマの一種
アザミウマ
(アザミウマ目)
■代表種:ミナミキイロアザミウマ、ネギアザミウマ

総翅目ともいう。この目に属する昆虫の総称。成虫の体長1〜3mmの微小な昆虫で、体形は細長く上下に扁平な種が多い。
大部分の種は植物を食する。農業害虫・園芸害虫として知られる種が多い。微小なため、建物の僅かな隙間から飛翔侵入する。



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アブラムシの一種(有翅虫)
アブラムシ
(カメムシ目 アブラムシ科、カサアブラムシ科、ネアブラムシ科)
■代表種:ワタアブラムシ、モモアカアブラムシ

アブラムシ科、カサアブラムシ科、ネアブラムシ科に属する昆虫の総称。有翅と無翅の2型がある。成虫の体長は0.8〜4mm程度のものが多い。
いずれの種も植物の葉、茎、根から吸汁して生活する。農業上の重要な害虫が多い。有翅虫は風に乗って屋内に侵入してくる。



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アメリカシロヒトリ
アメリカシロヒトリ
(チョウ目ヒトリガ科)

樹木の害虫として嫌がられているものの代表種。特に好む樹木として、サクラ、ポプラ、プラタナス、ヤナギ、クワ、ニセアカシア、カエデ類等でその他に記録された寄生植物だけでも約360種程が知られ、年2回〜3回発生する。幼虫は5齢に達するまで葉一面に糸を吐いて葉をつづり、集団生活をしながら葉脈を残して食害する。
このため、食害をうけた箇所は白っぽく見えることが多い。庭木が丸ぼうずにされる被害も多い。



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トビイロケアリ

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トビイロシワアリ
アリ
(ハチ目 アリ科)
■代表種:トビイロシワアリ、トビイロケアリ

アリ科に属する昆虫の総称。
家屋周辺の土中や石の下などに巣をつくり、働きアリが餌の探索のために家屋内に侵入することがある。
結婚飛行のため巣から出た有翅虫が照明光に誘引されて室内に侵入することもしばしばである。



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イエバエ
イエバエ
(ハエ目 イエバエ科 イエバエ)
■代表種:イエバエ

イエバエ成虫の体長6〜8mm。
人の住んでいるところであればどこにでも生息している。都会では主に厨芥、農村では畜舎の敷き藁や堆肥から発生する。屋内侵入性であるため、家屋内によく侵入する。
O-157の媒介者としても知られる。



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オオメノコギリヒラタムシ
オオメノコギリヒラタムシ
(コウチュウ目 ホソヒラタムシ科 オオメノコギリヒラタムシ)

成虫は体長2.2〜3.4mm。
代表的な食品害虫で全世界に分布する。ノコギリヒラタムシに酷似するが、複眼の後ろの突出部がノコギリヒラタムシより遙かに小さいことで区別できる。菓子類(国内では主にチョコレート)の害虫として知られ、油脂性食品に多く集まる。飛翔するという確実な記録は知られていない。寒さに弱く、2℃, 50%〜55%R.H.下に暴露した際,オオメノコギリヒラタムシはわずか1.7日で死亡したという記録がある。

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