|
セスジハネカクシの一種
アオバアリガタハネカクシ
|
ハネカクシ
(コウチュウ目 ハネカクシ科)
■代表種:アオバアリガタハネカクシ
ハネカクシ科に属する昆虫の総称。
体長は1.5mm程度のものから30mmに達するものまで様々。
照明光に誘引されるものも多い。排水系統から発生する種もいる。
アオバアリガタハネカクシは体液に毒性分があり、つぶして皮膚につくと炎症を起こす。
近年 Carpelimus 属に含まれる種が食品工場などの屋内で大量発生して問題になっている。 |
ハヤトビバエの一種 |
ハヤトビバエ<フンコバエ>
(ハエ目 ハヤトビバエ科)
■代表種:ハマベハヤトビバエ
ハヤトビバエ科(またはフンコバエ科)に属する昆虫の総称。体長0.5〜6mm。
多くの種は動物の糞から発生する。 |
ニセセマルヒョウホンムシ
ナガヒョウホンムシ |
ヒョウホンムシ (コウチュウ目 ヒョウホンムシ科)
■代表種:ニセセマルヒョウホンムシ、ナガヒョウホンムシ
ヒョウホンムシ科に属する昆虫の総称。動物標本をよく加害することからこの名がつけられた。
ニセセマルヒョウホンムシ成虫の体長2.5〜3mm程度。ナガヒョウホンムシ成虫の体長2〜4.5mm程度。
両種とも乾燥した動植物質を加害し、貯蔵された食品などで多く見つかる。 |
ヒメチャタテ |
ヒメチャタテ (チャタテムシ目ヒメチャタテ科)
■代表種:ヒメチャタテ、カシヒメチャタテ
ヒメチャタテ科に属する昆虫の総称。
微小で翅をもち、飛翔可能なチャタテムシ。
ヒメチャタテの前翅長1.5〜2.1mm。
通常は野外で自由生活をしているが、正の走光性をもち、秋季に大群をなして屋内に侵入することがあるほか、屋内ではカビの生えた各種食品、新築の家の壁紙などで大発生する。 |
ムナビロヒメマキムシ |
ヒメマキムシ
(コウチュウ目 ヒメマキムシ科)
■代表種:ムナビロヒメマキムシ、ヒメマキムシ
ヒメマキムシ科に属する昆虫の総称。成虫は体長0.8〜3mmと微小な甲虫。飛翔できない種も少なくない。
成虫・幼虫ともにカビの胞子,分生子、菌糸を食す。屋外では枯木、枯草、樹皮下などに多い。 |
ヒラタコクヌストモドキ |
ヒラタコクヌストモドキ (コウチュウ目 ゴミムシダマシ科 ヒラタコクヌストモドキ)
成虫は体長3.0〜4.0mm程度。
代表的な食品害虫で全世界に分布する。コクヌストモドキに酷似するが、腹面から見て、複眼間の距離がコクヌストモドキと比較すると遙かに広いことなどから区別できる。成虫は茶褐色で光沢があり、飛翔することができない。 |
ヒラタキクイムシ |
ヒラタキクイムシ (コウチュウ目ナガシンクイムシ科)
■代表種:ヒラタキクイムシ
ナガシンクイムシ科ヒラタキクイムシ亜科に属する昆虫の総称。
扁平で、建材の害虫として著名な種が多い。
通常人的環境内で発見されることが多い。
代表種であるヒラタキクイムシは体長2.2〜8.0mm。
日本全土に分布し、家具などを加害するが、貯穀等に侵入することもある。 |
|