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ヒトスジシマカ

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コガタアカイエカ

(ハエ目 カ科)
■代表種:ヒトスジシマカ、コガタアカイエカ

カ科に属する昆虫の総称。
ほとんどの種が吸血性。種類によって活動する時間帯が異なる。成虫は主に花の蜜などを吸って生活するが、メスだけが卵巣を成熟させるのに吸血する。
マラリア、フィラリア、デング熱、西ナイル熱、日本脳炎などの媒介者として知られている。



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ガガンボの一種
ガガンボ
(ハエ目 ガガンボ科)

ガガンボ科に属する昆虫の総称。蚊を大型にしたような形をしている。小さいものは体長3.5mm程度、日本最大のもので体長36mm。
決して吸血はしない。多くの種は照明光に誘引される。室内に侵入することも多い。



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ヒメカツオブシムシ

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ヒメマルカツオブシムシ
カツオブシムシ
(コウチュウ目 カツオブシムシ科)
■代表種:ヒメマルカツオブシムシ、ヒメカツオブシムシ

カツオブシムシ科に属する昆虫の総称。
ヒメマルカツオブシムシ成虫は体長2〜3mm程度。ヒメカツオブシムシ成虫は体長4.5〜5.5mm程度。ともによく飛翔する。
幼虫は乾燥した動・植物質を加害する。衣類の害虫として知られる。
ヒメマルカツオブシムシ成虫は春に白い洗濯物に付着して室内に持ち込まれることが多々ある。



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カドコブホソヒラタムシ
カドコブホソヒラタムシ
(コウチュウ目ホソヒラタムシ科)

体長2.5mm前後。黄褐色〜茶褐色で、前胸背の前縁角にこぶ状の突起をもつ。
穀粉やカビを伴った貯穀、畳などで大量発生することがある。



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クラズミウマ
カマドウマ
(バッタ目 カマドウマ科)
■代表種:マダラカマドウマ、クラズミウマ

カマドウマ科に属する昆虫の総称。体長15〜25mm。
翅は退化しており、長く跳躍に適した後脚を具えている。夜行性で多湿で冷涼な場所で生活している。



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クサギカメムシ

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マルカメムシ
カメムシ
(カメムシ目 異翅亜目)
■代表種:クサギカメムシ(カメムシ科)、マルカメムシ(マルカメムシ科)

晩秋の頃に成虫が越冬場所を求めて家の中に入って問題となる種として、クサギカメムシ、スコットカメムシ、ツマジロカメムシ、マルカメムシなどが知られている。特に林 地や森などの付近にある住居では多数侵入してくることが多いようである。
クサギカメムシ成虫の体長14〜18mm程度。
マルカメムシ成虫の体長4.5〜5.5mm程度。
カメムシは外部から刺激があった時にだけ、臭いを放つ。



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クロモンキスイ

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ウスイロキスイ
キスイムシ
(コウチュウ目キスイムシ科)
■代表種:クロモンキスイ、ウスイロキスイ

キスイムシ科に属する昆虫の総称。
体長1.0〜6.0oと微小な種が多く、たいていの種は褐色で短毛に被われている。
成虫幼虫ともに菌類の胞子、分生子、菌糸を食しており、野外では枯れ木、枯草、落ち葉、キノコなどに見られる。
屋内では食品貯蔵場所や新築の家の壁紙にカビが生えると大発生することがある。灯火にも飛来する。



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キノコバエの一種
キノコバエ
(ハエ目 キノコバエ科)

広義のキノコバエ科に属する昆虫の総称。体形は変化に富み、細くきゃしゃなものから比較的太くずんぐりとしたものまでいる。
比較的湿潤な森林内でよく見られ、照明光に誘引されるものもいる。
幼虫にはキノコを食するものがある。



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タナグモの一種

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ユウレイグモの一種
クモ
(クモ目)
■代表種:ユカタヤマシログモ(ヤマシログモ科)、イエユウレイグモ(ユウレイグモ科)

クモ目に属する動物の総称。
地中性、造網性と徘徊性の3つのグループに大別される。
ユカタヤマシログモ、ユウレイグモは屋内生息性のクモで、ともに屋内で徘徊しているのが普通に見られる。



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クリイロチャタテ科の一種
クリイロチャタテ(ウスイロチャタテ)
(チャタテムシ目クリイロチャタテ科およびウスイロチャタテ科)
■代表種:クリイロチャタテ、ブリッグスウスイロチャタテ

クリイロチャタテ(ウスイロチャタテ)科に属する昆虫の総称。
クリイロチャタテの体長1.4mm内外。
体色は栗色、透明な翅を持つ。家屋内で頻繁に見られ、照明光に誘引される。
各種のカビを食するものと考えられている。



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オオクロバエ
クロバエ
(ハエ目 クロバエ科)
■代表種:オオクロバエ

クロバエ科に属する昆虫の総称。一般にキンバエと呼ばれるものがこのグループに含まれる。
オオクロバエ成虫の体長7〜14mm程度。春と秋によく見られる。幼虫は腐敗物,動物の死体,獣糞などに生息する。
京都府丹波町では付近で捕獲された本種から鳥インフルエンザのウイルス(H5N1型)が見つかっている。



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クロバネキノコバエの一種
クロバネキノコバエ
(ハエ目 クロバネキノコバエ科)

クロバネキノコバエ科に属する昆虫の総称。
成虫は翅が黒く、体長2〜4mm程度の小さな種が多い。林地、草地等でよく見つかる。
幼虫は腐敗有機物を食し、堆肥、腐葉土、腐敗動植物、獣糞等に発生する。
照明光に誘引される種が多く、室内に侵入してくることが多い。



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クリヤケシキスイ
ケシキスイ
(コウチュウ目ケシキスイ科)
■代表種:コメノケシキスイ、クリヤケシキスイ

ケシキスイ科に属する昆虫の総称。
屋内で発生する種はCarpophilus属の種である。
微小な種が多く、体長1.7〜4.0mm。体色は荼〜黒褐色。
穀類特に吸湿した粉体を加害する。コメノケシキスイでは多少変質した米、床などに散乱した砕米粒に多く繁殖することがある。



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ゲジ
ゲジ
(ムカデ網 ゲジ目 ゲジ科)
■代表種:ゲジ、オオゲジ

一般にゲジゲジと呼ばれ、屋内に侵入して俊敏に動き回るが、オオムカデのように刺咬の害を起こすことはない。
成虫の体長20〜25mm。
夜行性で昼間は石の下や草むらに潜んでいる。
本来は家屋の害虫を捕食してくれる有益な動物である。梅雨の頃〜秋にかけて、餌をとるためまたは越冬のために家の中に入ってくると言われている。
本来の住みかは野外で、夜行性であり、昼間は石の下や草むら・落ち葉下などに潜んでいるが、夜間はかなり広範囲に活動する。
成体に成熟するまでに3年を要し、寿命は3〜4年。積極的に人を咬むようなことはない。
掴んだりすると咬む可能性があるが、人体に影響のあるような毒はないとされている。
しかしながらゲジに付着している雑菌などが傷口から入ることは想定される。



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チャイロコキノコムシ
コキノコムシ
(コウチュウ目コキノコムシ科)
■代表種:チャイロコキノコムシ

コキノコムシ科に属する昆虫の総称。
一般に食菌性でカビやキノコ類を食するとされているが、一部の種は穀物倉庫など屋内で見出される。
チャイロコキノコムシは体長2〜2.5mm。触角球桿は3節。灯火にも集まる。



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クロゴキブリ

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チャバネゴキブリ
ゴキブリ
(ゴキブリ目 ゴキブリ科、チャバネゴキブリ科)
■代表種:クロゴキブリ、チャバネゴキブリ

クロゴキブリ成虫は体長25〜30mmと大型。チャバネゴキブリ成虫は体長11〜15mm。 両種とも世界に広く分布している。
あらゆる食品類を餌とし、病原菌の媒介者として知られている。
チャバネゴキブリは寒さに弱く、飛翔することができない。



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コクゾウ
コクゾウ
(コウチュウ目 オサゾウムシ科)
■代表種:コクゾウ、ココクゾウ、グラナリアコクゾウ

コクゾウはコクゾウ、 ココクゾウ、グラナリアコクゾウ3種の総称。
コクゾウ成虫は体長2.3〜3.5mm。飛翔できる。
米、麦、トウモロコシなどの穀類の種子に産卵し、幼虫は穀粒内で成育するため、貯蔵穀物の大害虫として知られている。



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コクヌストモドキ
コクヌストモドキ
(コウチュウ目 ゴミムシダマシ科 コクヌストモドキ)

成虫体長3〜4.5mm。よく飛翔する。
穀粒、ふすま、穀粉とその加工品で最も多く発見される。
代表的な食品害虫の1つで全世界に分布している。



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ツヤチャタテ
コチャタテ
(チャタテムシ目コチャタテ科)
■代表種:ツヤコチャタテ、オオツヤコチャタテ

コチャタテ科に属する昆虫の総称。
日本産種はトガリチャタテの♀を除き前翅が徴翅型、後翅は無翅。
ツヤコチャタテ、オオツヤコチャタテ、コチャタテは屋内でよく見つかる。



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ヒラタチャタテ
コナチャタテ
(チャタテムシ目コナチャタテ科)
■代表種:ヒラタチャタテ、ウスグロチャタテ

コナチャタテ科に属する昆虫の総称。
日本ではコナチャタテ属Liposcelisの5種が知られている。
体長0.6〜1.5mm。後脚腿節が顕著に太い。
主に屋内で見られ、発生場所は多様。
小麦粉、菓子の屑などの徴粉状の食品、または貯蔵食品などの表面に発生するカビを食して生活している。



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コナナガシンクイ
コナナガシンクイ
(コウチュウ目ナガシンクイムシ科)

体長2.1〜3.0mmと微小。
円筒形で、触角先端3節が密着せずに一方に偏って平たく膨張する。
世界的な貯穀の害虫で、製粉工場などで時に大発生する。



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アシブトコバチの一種
コバチ
(ハチ目 コバチ上科)
■代表種:キアシブトコバチ(アシブトコバチ科)

コバチ上科に属する昆虫の総称。
成虫の体長は0.2〜15mmだが、大部分の種は0.4〜4mm程度の微小なハチである。幼虫はほとんど寄生性で、種々の卵、幼虫、蛹などに寄生する。
極めて微小であるため、僅かな隙間から室内に侵入する。照明光に誘引される種も多い。アシブトコバチの仲間は晩秋〜冬季に室内に侵入してくることがしばしばある。



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ヒメケゴモクムシ

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ウエノコミズギワゴミムシ

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チャイロコミズギワゴミムシ
ゴミムシ
(コウチュウ目 オサムシ科)
■代表種:ヒメケゴモクムシ、コゴモクムシ、ケゴモクムシ(オサムシ科ゴモクムシ亜科)

ゴミムシ類あるいはオサムシ類はヒゲブトオサムシ科、カワラゴミムシ科、オサムシ科、ホソクビゴミムシ科に属する昆虫の総称。
屋内に侵入するのはゴモクムシ亜科に属する種が多く、照明光に誘引されて時には飛翔し、屋内に侵入する。
ウエノコミズギワゴミムシ、チャイロコミズギワゴミムシなどの種が屋内で発生することがある。



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マダラチビコメツキ

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サビキコリ
コメツキムシ
(コウチュウ目コメツキムシ科)
■代表種:サビキコリ、マダラチビコメツキ

コメツキムシ科に属する昆虫の総称。
体長は1.5〜38.0oと様々。体色は地味な黒色から褐色のものが多い。
成虫は花上、樹上、地上などあらゆる環境で見られる。屋内へはサビキコリやマダラチビコメツキ、その他の種が飛翔、歩行するなどして侵入することがある。



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ヒメムクゲオオキノコ

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ヒラナガムクゲキスイ
コメツキモドキ
(コウチュウ目コメツキモドキ科)
■代表種:ヒメムクゲオオキノコ、ヒラナガムクゲキスイ

コメツキモドキ科に属する昆虫の総称。
屋内で発生する重要な種として Cryptophilus 属のものが挙げられる。
あまり研究が進んでいるグループではないが、特にその中でもヒメムクゲオオキノコ、ヒラナガムクゲキスイは、製粉工場、生薬倉庫などから発見されている。


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